【PCtoMobile以上の場合】
さて、クッキーが使える携帯が増えてきました。同時にPC並みの性能を持つiPhoneやスマートフォンも無視できなくなりました。それで、
クッキーが使える場合にはクッキーを使うのが最善です。機種の判別によってではなく、実際にクッキーが使えるか否かをプログラムの方でテストして自動判定する方が簡単でしかも確実です。クッキーが使えない場合は上記のURL埋め込みの方法で行ないます。PCtoMobile、PCtoMobile2、PCtoMobile-U、Contents-Cart、Contents-Mall、Multi_Mail_Formで携帯のクッキーの利用を可能にし、
iPhone、Android搭載スマートフォンにも対応させました。
ここまでをまとめるとこうなります。(携帯のクッキーの使用は
PCtoMobile以上になります)
【1】クッキーが使える場合(クッキーが使える機種で、かつクッキーがonの設定の場合)
暗号化されたパスワードをクッキーで受け渡す。この場合、URLは下記のようになります。
http://*********.cgi?
idname=guest&
pass=secret
※guestやsecretはどんな単語でも良いのですが、URL埋め込みではなくクッキーで受け渡しているということを表しています。
【2】クッキーが使えない場合(クッキーが使えない機種又はクッキーがoffの設定の場合)
暗号化されたパスワードをURL埋め込みで受け渡す。この場合、URLは下記のようになります。
http://*********.cgi?idname=******&
pass=(ハッシュ値80桁)
クッキーを使うメリットはセキュリティの面だけでなく、むしろ、固体識別番号やユーザIDを使わなくても
簡単にログインできるようになるという点にこそあります。ショッピングカートの場合これは大きなメリットになります。わざわざログインしなくても済むなら購買意欲も高まるからです。ログインの際に「会員IDとパスワードを保存する」にチェックした場合はクッキーの有効期限は90日に設定してあります。携帯の場合、本人だけが使用するということを前提に考えることができます。それで、クッキーの有効期限は長く取ることができるのです。もちろん、ログアウトすることができますし、チェックしない場合はブラウザーを閉じるまでになります(ただし、AUの有効期限は1日となります)。